第5回ハドソンボイス深層解析対談(6月6日(金))の対談後記(6月8日(日))にこう記しました。
♦日本について
元財務大臣政務官は、今、日本で最も注目を集めているテーマのひとつについて、それを四層に分解し、極めて明確に、美しく整理された構造で解説しました。
その上で、それが何に、どのような時間軸で、どうつながっていくのか——2つのストーリーを組み立てながら、日本の金融市場と実践的な視点に接続してくれました。
世間によくありがちな「こう説明しました」「こう述べました」「こう解説、評論しました」といった平面的なそれや単なる羅列とは一線を画し、洞察が静から動へと転じる語り口。
その思考と表現の深さ、洞察が実践に変わる力ーーそれこそが、まさにこのハドソンボイス深層解析対談の真骨頂です。
このレベルの対話を、これほど自然に、かつ立体的に語ることができる人を、私は他に知りません。
♦アメリカについて
数多くの話題がある中で、今回は、今まさにアメリカで騒がれているトピック、その背後にある深層構造について、その“そもそも”から丁寧に遡りながら対話を重ねました。
今回の深層解析対談から2日経った今、思い起こせば、ひとつの起点となったのは、昨年12月にメリーランド州ランドオーバーで開催された、伝統のアメリカンフットボール対抗戦——ARMY vs NAVY。
すなわち、United States Military Academy (West Point, NY) (陸軍士官学校)対 United States Naval Academy (Annapolis, MD)(海軍士官学校) の一戦で、私たちが、ふと目にした、象徴的な一つの光景でした。
ここから考えても、そう考えれば、私たちが、丁寧に遡りながら重ねた対話に合点がいくという感じがします。
対談後記として、今回の対談では、この伝統行事で偶然その時目にしたひとつの光景、象徴的な場面が、今日のアメリカの政治・政策・金融といかに関係しているのかを、ずっと時をさらに遡りながら紐解いていった対談だったと思います。
今このお話を聞いてすぐにその意味が腑に落ち、具体的なシナリオがすぐに浮かぶ方もいれば、「一体何の話をしているのか?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
【アメリカ(米国)株式市場、金融市場に関する今週のブログも、まず、ここから続きます】
実はこのような視点について、一般にはほとんど語られることがないように思います。
まさしく、見出しの通り、ハドソンボイスとして、「本音は、誰ともシェアしたくないほどの中身ーーでも、ここで共有する価値がある」ーープレミアム会員の皆さまと、ここで共有させていただく価値があると心より思っております。
このブログを、いつも読んでくださっている皆さまの中には、私たちの活動にご関心をお持ちくださりつつも、「もう少し様子を見たい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
本日は、そうした皆さまにもぜひお伝えしたい、大切なお知らせがあります。
「知る」だけでなく、「考えを深め、行動につなげる」ための場を、私たちは今後も整えてまいります。
※お知らせ
当ブログでは今後おそらく、基本的には「週1回の深層・構造的コラム(無料)」をお届けしてまいる予定にしております。これは、政策や金融の即時的な話題とは異なり、私たちの思考や判断の土台となるような、ごく基本的な視点や、時に哲学的とも言える問いを静かに掘り下げるものです。ただし、内容の性質上、毎週必ずという形式には全くこだわっておらず、お伝えすべきテーマがあるときにのみに筆を執ることを基本といたします。
もちろん、週5回、プレミアム有料会員様向けにアメリカ株式市場や経済・金融・政策・市場に特化した実務的ブログを継続的にお届けいたします。
この週5回のブログにつきましては、無料でご覧いただける部分は今後凝縮してごく短く(1〜2行程度)なります。核心的な分析や深い洞察は、すべて有料記事に収められています。
あわせて、「ハドソンボイス深層解析対談」の無料導入部分(冒頭音声)も、今後は約1分もしくは2分、時に、最長でも5分程度に凝縮とさせていただきます。こちらも、本質的な分析や深い洞察、解析、実践へは、すべて有料コンテンツに収めております。
私たちの公式サイト「洞察・実践の広場」欄に記しております通り
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