第7回ハドソンボイス深層解析対談の時が近づいてまいりました。
私たちの洞察は、主にスタエフ(ハドソンボイス深層解析対談)とこの公式サイトを通じてのみお届けしております。
公式サイト「はじめての方へ」から――
🎧ハドソン・パートナーズ・クラブのプレミアム深層対談は、元財務大臣政務官と元外資系金融機関の金融実務者、異なる視点と豊かな経験を持つ2名による、まさに知的協働の場です。この対談の大きな特長は、単なる意見発信にとどまらず、互いに深く問いかけ、検証し、時には異なる視点をぶつけ合うことで、より精度の高い洞察を生み出している点にあります。単なる情報の羅列や、口裏を合わせたような意見交換ではありません。本質を深く掘り下げるがゆえに生まれる、健全な緊張感と刺激的な交差こそが、この対談の真価です。
偏ることなく、専門的知識と実務経験を相互にチェックし合うことで、バランスの取れた、洗練された情報と見解を提供。これにより、会員の皆様には、現状を正確に捉え、未来の行動を考えるための確かな指針をお届けすることができます。
私たちは、2025年4月から有料本編月2回約1時間の深層解析対談をはじめ、その中で繰り広げられる様々な指摘、特に、元財務大臣政務官の指摘には、対談相手として感服しています。
私たちの対談は、視聴者の皆さまへ、いわゆる「視聴者ウケ」を狙ったものではありません。そのため、事前に細かな打ち合わせをしたり、何を話すか緻密に詰めたり、ましてや口裏を合わせるようなことは一切しておりません。
お互いに多忙な日々を送る中で、私たちがお互いにぶっつけ本番、出たとこ勝負で臨むのは、そうしなければ対談から真のダイナミズムが失われてしまうと考えるからです。形式的な対話では、きっと退屈してしまうことでしょう。
私たちが追求するのは、まさに本質的な生きた洞察です。
私たちの対談は、政治、政策、経済、金融、市場に関して、「構造」「本質」「メカニズム」「思惑」「心理」「連携」「作用」「リスク」、「美学」「哲学」、洞察と展望、実践をテーマに行っておりますので、その政策に登場する日米欧の政策担当者の名前や背景などの説明は出て来ても、人そのものに焦点を当てて話を進めることはありません。
もちろん、私たちが向き合っているのは、「アイデア」や「構造」を語る視座を持つ方々です。
●美学(Aesthetics): 金融や経済の「動き」や「バランス」の中に潜む調和や洗練された論理、あるいは非効率性の背後にある「いびつさ」といったものを、感性や直感のレベルで捉える視点を示唆します。これは、数字やデータだけでは見えない「アート」や「デザイン」の領域に通じる理解を意味しているものだと考えています。
●哲学(Philosophy): 物事の根源的な問い、存在意義、価値観といった、より根本的な視点から現象を考察するアプローチです。金融システムや経済活動の「なぜ」を深く掘り下げ、その意義や倫理的側面まで視野に入れています。
「例:「公式サイトより」――洞察・実践の広場――「問い」と「選択」にこそ、人間の知性と尊厳は宿る」から
私たちは、情報の海に溺れる時代において、「なにを見るか」「なぜそれを見るか」という思考の出発点=視座を最も重視します。
哲学とは、限界ある人間が「意味」と「選択」を問い続ける営み。そして私たちは、金融という不確実性の最前線においてこそ、“判断の根拠”を持つ思考の地盤=哲学が必要だと考えます。
- 見えない未来に向かうとき、「どう在るか」を形づくるのが美学であり
- 無数の選択肢の中で「なぜそれを選ぶか」を示すのが哲学です
「例:「公式サイトより」――はじめての方へ――」から
“Small minds discuss people. Average minds discuss events. Great minds discuss ideas.”
小さな心は人について語り、平凡な心は出来事について語り、偉大な心はアイデアについて語る。
― Eleanor Roosevelt(エレノア・ルーズベルト)(米国元大統領夫人・米国初代国連代表・人権活動家)
この非常に有名なクォートは、人々の会話の内容をランク付けし、他人の噂話(「人々」を論じる)を最も低いレベルに位置付けています。アイデアや出来事といった、より本質的で生産的な議論に比べて、人の噂話は些末で重要でないことだと示唆しています。噂話に終始する人々が、精神的に未熟である、あるいは視野が狭いと暗に批判しています。
この言葉は、私たちがどのような情報に意識を向け、何を議論の対象とするか、その焦点が知性や成熟度を映し出す鏡であると示唆しています。特に、複雑な金融市場や政策決定の本質を深く理解しようとするならば、個人的な噂や表層的な出来事の連鎖に終始することなく、その背後にある構造やメカニズム、そして根本的なアイデアへと視点を向けることが不可欠です。
まさに、その思想はウォール街やアカデミアの文化の礎となっていると言えるでしょう。
こういうこともあって、人の話にポイントはおいていませんが、そこは、人間です。
昨日、元財務大臣政務官からメールをもらい、今、世間で、話題になっていることの、ある舞台裏とその経緯を、サラ~っと、静か~に、なにごともなかったかのように、ピンポイントで直接知らされ、さすがに、びっくり、驚きました。
次回のハドソンボイス深層解析対談で、このような会話が、ハドソン・サークルのクローズドな空間で飛び出すかどうかはわかりませんが、どうぞお楽しみに。
7月に入ってからのブログは、
7/1🧭論点ひとつ:アメリカ(米国)株式市場
7/2🧭アメリカ(米国)株式市場:この先に見えて来るもの
と題して、展開してまいりました。
本日の内容と併せて、7月初頭の3部作とご認識いただきながら、ここからのアメリカ(米国)株式市場を見て行くということで、考えております。これら3つのブログ(本日分含む)、どうぞ、併せてご覧になっていただけましたら幸甚です。
今後の市場動向を読み解く上で、欠かせない洞察がここにあります。
アメリカ(米国)株式市場を見ながら、
なぜ今、この視点が必要なのか、その理由がきっと見えてくるはずです。
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