6/24🧭ハドソン・パートナーズ・クラブ:現場経験者が語る、本物の金融知見の見極め方

ハドソン・パートナーズ・米国株式市場

先週末のブログは、

「6/21🧭アメリカ(米国)株式市場:プレミアム会員様、ハドソン・サークルの皆さまへ」

と題して、おおくりさせていただきました。

🧭 ハドソン・サークル:ハドソン・パートナーズ・クラブ

ニューヨークのコロンバス・サークルに着想を得たこの呼称には、都市の洗練と金融知の交差点としての象徴的な意味が込められています。世界の資本が行き交い、構造的視座とリアルな意思決定が飛び交う場所——NYC。

その中枢にある知と洞察の結節点のように、ハドソン・サークルとは、ごく目先のノイズではなく、構造・政策・市場の深層を読み解き、本質的な洞察を得ようとする人々の輪を意味します。

経験と思考をもって「今この瞬間」を超えて読み解こうとする人。金融・政策・地政学といった多層的な要素を前提に、「誰が」「なぜ」「どの制度のもとで」動いているのかを捉えようとする人。ハドソン・サークルとは、そうした洞察の成熟感と行動の意志をもつ方々だけが自然に集う空間です。

 

どうぞ、”ここでしか聞けない話”ハドソンボイス深層解析対談、そして米国株式市場・金融市場に特化した週5回更新のブログを、心ゆくまでご覧いただき、深く味わっていただけたら幸いです。

 

https://www.outlier2023.club/%e3%83%8f%e3%83%89%e3%82%bd%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%bb%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e5%b8%82%e5%a0%b4/6-21%f0%9f%a7%ad%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%ef%bc%88%e7%b1%b3%e5%9b%bd%ef%bc%89%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e5%b8%82%e5%a0%b4%ef%bc%9a%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%9f%e3%82%a2%e3%83%a0%e4%bc%9a%e5%93%a1/

 

すでにご存じの通り、

📌今回、第6回ハドソンボイス深層解析対談有料本編では、

FOMC、日米(欧)の政治、政策、経済、金融、市場に関する対談中、財務大臣政務官という要職を経験したからこそ知り得る、政策決定プロセスの生々しい実情や、その背景にある政治的・経済的要因、教科書やメディアでは決して触れられない「真のインサイト」として、実際に国を導く最高責任者へ直接政策提言を行ったという、その時々の最前線での貴重な経験についても触れられました。

 

💡公式サイト「はじめての方へ」から抜粋。

📌ハドソン・パートナーズ・クラブ:私たちが重視する「誰が語るか」の真意

誰もが発信できる時代だからこそ、私たちが大切にしているのは、「どこで語られているか」でも、「何が語られているか」でもなく、「誰が語っているか」です。

昨今、SNSやテレビ番組などで、金融や経済について語る方々も増えています。けれども私たちは、現場の一次情報に触れ、政策や市場の実務に深く関わってきた者として、その視点や姿勢には、大きな違いがあると感じています。

発信される内容がいかに整っていても、その背景にある経験や実務的な知見が明かされていない限り、私たちは耳を傾けることはありません。なぜなら、表面的なニュースや、伝聞を再構成しただけのコメントでは見えてこない、「構造の奥行き」や「意思決定の背景」を読み解くには、やはり経験に裏打ちされた視座が欠かせないからです。

巧みに言葉を並べ、知的に見せるだけの言説もあります。しかし、私たちが注目するのは、言葉の“巧さ”ではなく、その背後にある実践の重みです。言葉だけでは届かない領域があり、だからこそ、現場で培われた思考と経験が不可欠だと考えています。――それが、ハドソン・パートナーズ・クラブのスタンスです。

📌本物の「トレーダー」が持つ視座と経験

密接に仕事をしてきたウォール街やロンドン・シティのトレーダーたち。彼らは、ウォール街で働くほとんどの人達がそうですが、当時の私たち同様、FINRA(米金融業規制機構)のSeries 7ライセンスなど、一定のプロフェッショナル資格を有し、金融業界において法的にも制度的にも認められた立場で業務を担っています。

🔹Series 7(General Securities Representative Exam)は、株式・債券・投資信託・オプションなど、幅広い有価証券を取り扱うために求められる、米国証券業界で最も代表的なライセンスの一つであり、FINRAに登録された証券会社の支援がないと受験すらできない、業界内プロフェッショナル限定の資格です。

多くの米系証券会社では、入社後数か月以内に取得が義務付けられるものです。意図と整合性を持ったトレードには、極めて高い水準の数学的思考、マーケット構造の理解、リアルタイムの判断力、そしてチーム全体の整合を保つ能力が必要とされます。

ウォール街のトレーダーとは、規制の枠組みの中で、自己資本や顧客資金を預かり、リアルな金融リスクを自らの判断で負いながら、それでもなお組織としてのガバナンスを守る存在です。彼らは、一瞬の価格変動の裏にある構造的要因や、金融政策、地政学リスクといった複合的要素を読み解き、自らの仮説を、マーケット上で「検証する責任」を負う者たちでもあります。そこには、信用がすべてという、極めて厳格で透明性の高い世界が広がっています。

彼らが担うのは、単なる売買ではありません。ポジションの構築・解消における意図と整合性、再現性、組織的な意思決定プロセスとの接続性。それを支えるのが、日々のリスク管理体制と、高度な判断力を求められる現場の経験と鍛錬です。

こうした背景を持つ人材だけが、“トレーダー”としての職責を果たすことが許されてきた現実があります。長い年月にわたり、公私ともども密接にご一緒してきたこうした厳格な基準と現場経験を備えた方々こそが、真に“トレーダー”と認識する存在です。

📌表面的な「専門性」に惑わされないために

市場の本質に触れるには、自己演出や思い込みだけでは届かない地点があります。私たちは、承認欲求ではなく、構造を見抜こうとする思考と、責任ある実践に静かに耳を傾けています。

「リスク」と「変動性(volatility)」を混同したまま語る世界や、マーケットの“相手”を見極める視点を欠いた議論、何を見てポジションを取っているのか、自分で説明できないまま動いてしまう世界、そして、経験や検証の裏付けなく、肩書や専門性を“自ら名乗る”ことが当然とされる世界とは、私たちは無縁です。見つめているのは、構造と戦略が交差する深い地平。そこにこそ、思考する投資家の皆さまや実践するビジネスパーソンの皆さまの足場があると考えています。

仮想と想像の狭間で、思い込みと独りよがりが育てた“専門性”が、あたかも真実のように語られ、流通していく。そんな光景に、私たちは時に静かな空虚さを感じることさえあります。

「後づけ型の納得感」や「あと知恵の整理術」、そして「後づけのストーリーテリング」—もっとも、こうした“事後の言葉遊び”が重宝されるのは、金融の現場の重みを知らぬ視点ゆえなのかもしれません。

もちろん、それが私たちが言うところの「金融」ーーすなわち、構造を読み、意志を読み、現実の資金の流れと向き合う“実務としての金融”ではなく、一瞬の値動きにすべてを賭ける“投機的熱狂”や、立場や都合に合わせて発信を繰り返す“自己正当化の話術”の世界であれば、それもまた一つの現実かもしれません。

ハドソン・パートナーズは、こうした世界観とは明確に一線を画します。表面的な情報や根拠なき推測が「専門性」を装うことに、私たちは深い疑念を抱きます。そのような営みから距離を置き、常にその先にある「構造」と「本質」を見据えるのが私たちの姿勢です。

📌真の洞察と実践を求める皆さまへ

私たちは、そうした本質から目を背けた言説や、それを安易に追従する表面的な情報に流される短絡的な追随層に向けた発信を目的としていません。この場は、耳障りなノイズの範疇に属する議論とは距離を置き、真に深い洞察と実践を求める、賢明な投資家の皆さま、真摯なビジネスパーソンの皆さまのための空間です。

「何を言うか」以上に、「誰が言うか」を重視し、表層を超えた本質的な洞察をお届けする場として、あえてこの場所から、静かに、しかし確かに声を届けていきます。

 

“Small minds discuss people. Average minds discuss events. Great minds discuss ideas.”

小さな心は人について語り、平凡な心は出来事について語り、偉大な心はアイデアについて語る。

― Eleanor Roosevelt(エレノア・ルーズベルト)(米国元大統領夫人・米国初代国連代表・人権活動家)

💡公式サイト「洞察・実践の広場」から。

🧭単なる事実の羅列は退屈。ウォール街で、よく聞こえて来たーー「聞きたいのは、アイデアの話だ」。ここは、人の噂話や事実の羅列、その並べ替えではなく、意味ある問いを立て、本質を見抜き、未来を見据え、実践につなげるための場。情報の海に漂うだけでは、どこにも辿り着けない。だからこそ、私たちは洞察を深め、視点を広げ、共に、未来への道を照らし、新たな価値を創造し、未来を築く旅へと出発しましょう。

私たちが向き合っているのは、「アイデア」や「構造」を語る視座を持つ方々です。井の中の言葉遊びに興じる世界とは、交わることはありません。

💡公式サイト「はじめての方へ」から

すべての人に同じ情報が届いているように見えても、実際には、どの情報に触れ、どの文脈で咀嚼するかで、世界の見え方は大きく異なります。飛行機にさまざまな座席があるように、情報にも“優先されるルート”があります。誰と、どの空間で、どんな密度で情報に触れているか——そこには、静かで確かな「分岐」があります。ハドソン・パートナーズ・クラブは、その先にある深い層の対話と洞察の共有を、志ある方々に開いています。

 

💡構造を見ずに、語ることはできない・考える地図は、誰にでも開かれているわけではない・価格の先にあるものを、見る力へ

私たちは、羽のない鳥に「飛べ」とは言いません。飛ぶという意志と構造を備えた皆さまにだけ、静かに羅針盤を手渡します。

AIが高度に発達した今、情報の整理や予測の模倣は、もはや機械でも可能です。しかし、「なぜその構造を見るのか」「どの価格が何を示唆するのか」という判断と優先順位づけには、やはり人間の経験と視座が不可欠です。

価格を“入口”にするか、“出口”にするか——。その視点の違いが、構造的に結果を分けていきます。

視座を欠いたまま、価格だけを追いかけるという行為は、読み書きのないまま文学を論じるようなものであり、戦略なきトレードが再現性を持たないことは、経験を重ねるほど明らかになるはずです。もしチャートだけで資産形成が叶うのなら、この世界はすでに“トレード成功者”で満ちているはずです。――けれど、現実は・・・・・

 

“儲かりそう”という幻想に駆動される市場参加者が多いからこそ、私たちは、問いかけを広く投げかけることはしません。

 

選び取る意思と、構造を見抜こうとする姿勢に敬意を払い、そこに確かな価値と指針を届けていきます。

 

 

さて、ここからは、アメリカ(米国)株式市場・・・・・そして、経済の血流、産業の生命線であるそれらの値動きの構造、本質、背景、思考、ロジックなど、すでにこれまで元財務大臣政務官とともに、対談で取り上げ、指摘してまいっております通りですが・・・・・ハドソン・サークルの皆さまとの真摯な対話から始めさせていただきます。

本日の対話、

今後のアメリカ(米国)株式市場、金融市場を見て行く上で、ぜひ、お留め置きいだけまたら幸甚です。

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