2025年7月17日(木)からの【告知】
ブログ更新頻度変更のご案内
プレミアム会員の皆さまへ
平素より、ハドソン・パートナーズ・クラブ/ブログ・アウトライヤー2023編をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
これまで、当クラブではブログを週5回更新し、最新の市場動向や深い洞察、分析、展望をお届けしてまいりました。
しかし、より質の高いインサイトをお伝えし、何よりも皆さまの記憶に残る深い分析と展望をお届けすることを主眼として、2025年8月20日(水)より、ブログの更新を(日本時間)毎週水曜日・土曜日の週2回に変更させていただきます。
この変更は、書き手の都合によるものではなく、丁寧にお読みくださる皆さまにとりまして、より価値ある情報を印象深い形で、できるだけ皆さまの心により残るように、より読みやすく、振り返りやすくお届けすることを第一に考えた決断です。
ニュース解説や論評、マーケットコメントとは一線を画し、このブログは、情報量を追うことよりも1本1本の記事のクオリティを一層高めることを重視します。
「政策」「経済」「金融」「市場」、さらには「構造」「本質」「メカニズム」「心理」「期待」の要所を具体的かつ明確に押さえることで、洞察が実践につながることを目指します。
加えて、月2回音声にて配信しております「Hudson Voice(ハドソンボイス)深層解析対談」への注力をさらに強化いたします。
文章と音声の両面で、皆さまの記憶に残り、よりお役に立てますよう努めてまいります。
なお、このたびのブログ週2回更新の方針にご賛同いただき、ご満足いただける場合は、引き続き変わらぬご愛顧を賜れれば幸いです。
一方で、「ブログは週5回の更新でなければならない」というお考えの会員さまにおかれましては、次回の契約更新時にキャンセルをご検討くださいますようお願い申し上げます。
今後とも、より価値ある情報をお届けできるよう一層努めてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
ハドソン・パートナーズ・クラブ/アウトライヤー2023
マーケットの一喜一憂に振り回される情報量ではなく、「投資やビジネスの意思決定に役立つ、本質的なインサイト」をお届けすることに、今後、さらに集中いたします。
引き続き、月2回の深層解析対談と合わせ、他では得られない「政策と市場の深層」をお楽しみください。これからも、皆さまと共に学び、考え、成長できる場を目指してまいります。
「速報ニュースは無料でも手に入ります。しかし、市場でおこっていることの“意味”を理解し、未来を読む力を得られる場所は限られています。」
ハドソン・パートナーズ・クラブは、
・元財務大臣政務官×元外資系金融機関金融実務者が語る月2回の深層解析対談(各回1時間)
・2025年8月20日水曜日から、週2回の厳選マーケット分析と展望(米国株式市場)
それぞれを通じ、日米(欧)の政策・経済・金融・市場の「本質」「構造」「メカニズム」を解き明かします。これらをそこにある心理や期待とともに、ご視聴・お読みくださいます皆さまの頭により残していただけるようにという目論見です。
情報を「知識」で終わらせるのか、「行動につながる優位性」に変えるのか――。未来を動かすインサイトは、ここから生まれます。きっと、あなたの投資・ビジネス判断を変える価値があるのではないかと思っています。
8月20日から週2回更新、更新頻度を下げる、筆者の正直な意図
プレミアム会員の皆さま、いつも大変ありがとうございます。
この7月、月初から本日まで記してまいりましたブログは、とくに、どれも重要なことです。
常に、そこからアメリカ(米国)株式市場、金融市場の動きを捉えるように努めています。
この先を見て行く場合にも、なにかあれば、この7月に記しましたそれぞれのブログ内容それぞれに回帰して、再チェックしたいと思っていますし、その価値は十分にあろうかとも思っています。
このブログで述べております「構造」「本質」「メカニズム」――そこからの金融市場、アメリカ(米国)株式市場に焦点をあてたもので、表層的なFOMCなどのトピックや経済指標の解説羅列云々のお話とは、また、ある意味、異なります。
このブログを日々、記す立場の書き手、筆者として、日々、毎日、その都度、マーケットに関する重要事項はありますから、それを記すことはできますし、これまで、そのとおり、そうしてまいりました。
人生の長い時間を、仕事柄、日米欧の金融市場で、実務家としてすごしたものとしては、比較的、相対的にそれらのことに慣れていると言えば慣れているほうかもしれませんので、その都度、重要事項を取り上げて述べることはできます。
ただ、ポイントは、丁寧にお読みなってくださいます会員の皆さまのお読みになってくださいます、そのお立場から、ということにあります。
(見逃せない、重要なので列挙しているという思いは当然ございますが)お読みくださいます皆さまにおかれましては、金融市場とのかかわり方のお立場がそれぞれにあってのことですから、単に数と量が多いかもしれません。でも、いま、それを、ここで、取りこぼせない。
このとき、書き手が、日々、成果のために、次から次へと重要事項、必要事項を、述べて行く、指摘して行く――これが、ある意味、どのくらい、丁寧にお読みなってくださいます皆さまの頭や印象に、現実に、実践として、具体的に、重要事項として残るだろうか?ということを、今回、真面目に再考、熟慮しました。
今年、8月20日から、これまでからのスタンスを意図的に変えて、週2回のブログ更新とさせていただく決断をしました。
簡単に読み直せる、時間があれば、チェックしなおせる、頭に残る。相場が動く中で、少し時間が経ってからでも、容易に見直せる、「構造」「本質」「メカニズム」の深層をおさえながら、焦点をつかみ、市場にある「期待」や「心理」とともに、市場が意識することを、わかりやすく、お手元に残すことができる――それをご自身のご判断や圧倒的な成果につながるようにご活用いただく―――このことを最重要視しての週2回更新への決断でございます。
これが、今回の決断の背景にある正直なところでございます。
表層的な話題、トピックと、市場の意識と目は、これまた異なります。
すでに市場が意識しているようなこと、わかっているようなこと、織り込んでいるようなことを、話題とトピックでその都度、混同しながら、議論し、見て行ってもあまり意味があるとは思えません。
このことを意識しながら、深層解析対談とブログの展開をしています。
核心直言ハドソンボイスからのお知らせ
8月のハドソンボイス深層解析対談は、夏休み特集として。
元財務大臣政務官の、日米(欧)で起こっていることのポイント、政治、政策、経済、金融、市場にかかわるところ、その核心を、ご興味をお持ちになる、より多くの皆さまにお伝えしたい、お聴きになっていただきたいという意向から、より多くの皆さまにご視聴いただけますように、企画いたしております。
ぜひ、この8月、この機会に、8月のハドソンボイス深層解析対談、ご視聴いただけましたら、幸甚です。
すでに、市場が意識してわかっていることを、上からなぞるようなブログや対談ではなく。
ハドソン・パートナーズは、その先を見て行く上での視点、視座、「構造」「本質」「メカニズム」「期待」「心理」の解析を大事にしています。
📣【特別企画|夏休み特集】――ハドソン・パートナーズ・クラブ
Hudson Voice プレミアム音声対談(月2回)
今夏8月、通常は有料会員様限定の深層解析コンテンツに加え、特別に無料公開パートを大幅に拡充してお届けします。
政策と市場の最前線を歩んだ二人が、「構造」「本質」「メカニズム」「期待」「心理」──深層を読み解きます。
夏の特別公開:いま、だけ、無料パートも拡充
政治・政策、経済、金融、市場を、直接見る――元財務大臣政務官 × 元外資系金融機関 金融実務者の視座、視点。
🎧 洞察が交差する特別な空間へ──この機会にぜひご視聴ください。
What’s obvious to many is seldom truly valuable. What holds real value is rarely obvious at first. Confidence moves quietly. Insight is often ignored—until it becomes self-evident in hindsight.
Confidence is silent. Insecurities are loud.
さて、昨日のブログは、
「🧭8/5 アメリカ(米国)株式市場:本日もまさしく、ほらねと言ってみたくなるとき(その2)(笑)」
と題して、展開いたしました。(笑)としておりますが、内容は、いたって真面目に展開しております。
公式サイト「はじめての方へ」の冒頭部分で述べておりますとおり、
新しい知見や本質的な洞察は、常に既存の思考枠組みの外側に存在します。
“Real insight lives outside the obvious. What everyone understands instantly is already history.”(本物のインサイトは、明らかなものの外にある。誰もが即座に理解できるものは、すでに過去のものです。)人は、自らの経験や既存の知識を基準に物事を捉えようとします。つまり、「簡単に理解できる」情報は、すでにその人が慣れ親しんだ枠組みの中に留まっているに過ぎません。大多数がすぐに納得する理論は、すでに陳腐化した理論なのです。
マーケットにおいても同様の原理が働きます。「大衆が瞬時に理解し、こぞって飛びつく情報」は、価格に織り込まれたものに過ぎません。真に価値あるものとは、「最初は少数の者だけが理解し、やがて市場全体がその重要性に気づく情報」です。
Hudson Partners Clubが提供するのは、まさにこうした――「すぐには理解されづらいが、後に効力を発揮する洞察」です。
“Easily understood? Then it’s not insight.”
(簡単に理解できる?それはインサイトではありません。)
ハドソンボイス深層解析対談も、このブログも、常に、これを前提に展開しています。
そして、同「公式サイト、はじめての方へ」から。
💬情報収集のその先へ――ハドソン・パートナーズが問う「思考の筋道と実践」
安易に「情報収集」という言葉を使用する風潮とは、どうしても慎重な距離を置きたくなります。というのも、日本語圏におけるこの言葉には、“目的を問わない安心感と曖昧さ”がまとわりついており、それがときに実質を伴わない「何かしている感」を演出してしまう側面があるからです。ハドソン・パートナーズが大切にするのは、“情報の収集”ではなく、“構造を読み解く思考の筋道”です。
世間で広く使われる「情報収集」という言葉や、その行為に対する私たちの認識は、ここに大きな隔たりがあります。
ビジネスの現場や金融のプロフェッショナルな環境(特にウォール街スタンダード)において、「情報を集める」という行為は常に、意思決定・リスク評価・戦略構築といった目的と直結したプロセスでなければなりません。
しかし、多くの「情報収集」という言葉の使われ方は、
- 情報を集めること自体が目的化されている(=手段の逆転)
- 情報の“質”や“文脈”を問わないまま量だけを蓄積する
- 思考停止の免罪符として「一応調べた」と使われる
- 判断や行動に還元されず、感覚的な安心材料で終わる
――といった、「思考の深度」とは逆方向に働く使われ方をされていることが少なくありません。つまり、本来の意味での“情報収集”(information gathering)ではなく、意味づけも文脈もないデータの寄せ集め、いわば“データのためのデータ”(data hoarding)―ー構造を欠いた情報の滞留になってしまっているのです。
情報のハンドリングを根本的に理解せず、その真価に対する敬意を欠いたまま「情報収集」という言葉を安易に振りかざし、表層的な情報と共に流されていく存在は、プロフェッショナルの世界においては、見るに堪えないものです。そのような姿勢では、本質を見誤り、やがては市場から淘汰される運命にあるでしょう。
ウォール街において重視されるのは、「厳格な事前精査(due diligence)」や「一次情報の確認(primary source verification)」といった、判断責任を前提とした情報の扱いです。そこにあるのは、「ただ集める」のではなく、情報に意味を与え、結果に責任を持つ構造的思考です。
私たちハドソン・パートナーズの念頭にあるのは、まさに
🔍「情報ではなく洞察」
🧩「収集ではなく構造化」
♟️「検索ではなく戦略」このような思考の基盤を、静かに、しかし確かに築いていくことです。
本日のブログ、どうぞ、最後まで、じっくりとご覧になって見てください。
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