元財務大臣政務官とも、しばしば、お互いに、話をすることですが。
政治や政策とはまた異なり。
金融事に関するハドソン・パートナーズの各コンテンツは、主観的な意見、思い込み、主義、主張といったノイズとは、大きく距離を置き、ノイズに遭遇するような領域とは決して関わることはありません。
私たちは、いま、そこ――私たちの目の前にある事実とデータ、そして現実と徹底的に対話することにより、そこからのインプリケーション(示唆、含意)を汲み取りながら、金融関係のコンテンツを展開しています。
これは、話し手、書き手、述べ手の都合(主観によって取り上げられるトピックに基づいて)ではなく、客観的な現実に根ざした視点と視座こそが、金融の本質に迫る唯一の道だと、私たち、それぞれの現実世界における、ウォール街、金融業界のまさに内側における実体験から考えているからです。
この客観性(Objectivity)の徹底こそが、哲学的な側面からも私たちの根幹を支えています。
作家・思想家であるアイン・ランドが提唱した客観主義(Objectivism) の根幹は、「現実は意識とは独立して存在する」という存在の至上性にあります。
すなわち、「事実は事実である」 という普遍的な認識です。
主観的な願望や、都合の良い思い込み、テクノロジーだけが新しめ、でも実のところ、その根底にある考え方や概念は時代に則すこともない独自の思い込みに基づいた持論の展開や暗示にかけてあおる――などのBullsh*tに頼ることなどなく――私たちの目の前の現実(ファクトとデータ)と真摯に対峙すること。
金融市場という最も厳格な現実と向き合う上で、この哲学的な姿勢は不可欠だと考えます。
この姿勢は、インテグリティ(Integrity:高潔性、誠実さ)の概念によってさらに補完されます。
インテグリティとは、自らの判断と理性的な信念に基づいて一貫して行動し、都合の良い願望や外部の圧力によってその信念を曲げないことです。市場の事実(Reality)と真摯に対峙し続けるには、この「ブレない一貫性」こそが不可欠となります。
それこそが、ウォール街の内側に、長年根付き、培われてきた哲学のひとつであり、本質的な成果へと続く思考の道筋であると考えています。
また、クラブ発足時、元財務大臣政務官からは次のような言葉がありました。
「政治を動かすのは、実はサイレント・マジョリティ。ワーワー言ってくるのはノイジーマイノリティ。でも、人間というのは、ノイジーマイノリティに左右される。それで見誤ることになる。」
私たちは、この教訓を金融の世界にも適用しています。
ノイズそのもの、そしてノイズに群がる a herd of sheep (羊の群れ) とは、大きく距離を置いています。
※「運営主体について」
当クラブは、元財務大臣政務官ならびに元外資系金融機関金融実務者2名による独自かつ全面的なパートナーシップのみに基づき運営されております。この運営主体以外の個人・団体・組織は、当クラブとは関係がありません。


🧭10/30 【ハドソン・ブログ】は、
9月30日および10月28日、10月29日のブログをご覧になっていただきながらの、
『🧭10/30 【ハドソン・ブログ】』ということで展開させていただきました。
ログイン後、プレミアム会員の皆さまに向けて、体系的に整理された形でお届けしています。
●目次項目――本日のテーマを俯瞰できる構成
●焦点――市場を読み解くうえで押さえるべき視点
●今後の展望――アメリカ株式市場、金融市場に直結する示唆
本日は、これらを踏まえまして、現実の事実とデータ、現実世界で再度示されているその明示と、やり取りしながら、市場の目と意識にフォーカスした
🧭11/1 【ハドソン・ブログ】です。
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